(教室の窓から)子どもと楽しむ言葉遊び~その1

(注:小宮山繁先生のホームページ「かばのしっぽ」から、先生の了解を得て掲載しました)

 はじめに
 桂米朝さんや枝雀さんとその一門方々の上方落語を落語会でみたり、テープやCDできいたり、落語本で読んだりしているうちに、昔から日本人はことば遊びを楽しんできたのだなと、その面白さを知りました。

 言葉には、情報や意思を人に伝える役割だけでなく、思索を深める役割もあります。伝達と言っても、事実が重視される伝達と、その思いが重視される伝達があります。皮肉や批判のための批判、そのための議論に適している言語より、何となくたよりなげでも、情があって、ユーモアと思いやりのある言語の方が、私はこれからの言語ではなかろうかと思っています。私は他と比べる力がありませんが、日本語は「おもしろさ」にかけては長い歴史の中で洗練された表現を持つ言語だと思っています。日本語は、「論理的な議論に適していない言語」だという論評を聞いたことがあります。勝ち負けのやりとりより、分かりあうためのやりとりこそが「平和」につながると思います。

 きっと文化が成熟している国の言語はユーモアに溢れ、歴史に応じた深まりや広がりを形成しているものだと言えましょう。私たち日本語を母語としているものは、もっともっと日本語表現を楽しめばよいのではないかと考えます。 

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