算数の基礎となる力とは?
―計算ができるようになるためには、それを習う前に10程度の数概念が形成されていることが前提条件です―
- 「数唱」―整数を小さい方から順番に唱えられる。
- 「計数」―数字と具体物を1対1で対応させて、物を数えていく操作。
- 「概括」―全体を一つにまとめる力。
- 「摘出」―たくさんの中から「〇個ちょうだい」ができる。
- 「10をひとまとまりとして理解する力」―10をひとまとまりとして数える
―計算ができるまでの発達の道筋に必要なこと―
- 未測量の理解・・・実際に測量しなくても量を大雑把に比較する力。
- 集合づくり・仲間集め
- 1対1対応・・・2つの異なる集合の要素をそれぞれ1個ずつ取り出して対応させる操作。
- 数概念の形成
- 系列化の思考・・・一つの基準で系統だった順序関係に物事を整理する力
- 保存の概念・・・見た目が変化しても加えたり取ったりしなければ、その量は変わらない。
抽象的な言葉が並び、少しわかりにくくなって申し訳ありません。計算ができるようになるためには、上記の力が必要で、順を追って、子ども達を導いていくことが大切です。