月に一回開催しています、エール恒例の「哲学カフェ」。
中高生の日である土曜日に開催している催しです。
テーマを決めてみんなでお茶を片手に話し合うのですが、今日はすごい結論が出ました,,,
結論をお話する前に、ぜひ一度考えてみてください。
お題は
「おもしろいって何?」
です。
「おもしろい」って人それぞれですよね。
友達と遊んでいるとき。
工作に夢中になっているとき。
ゲームで対戦しているとき。
好きな本を読んでいるとき。
いろんな「おもしろい」があるかと思います。そんなおもしろいに共通することなんて、果たしてあるのでしょうか?
哲学カフェスタートと同時に、話は次々に進みます。
好きな漫画やアニメのお話やシチュエーションのお話。
それぞれが思うままにお話していきます。
ただ、おもしろいと思うものが本当に人それぞれで、これ、という定義なんていうものは見える気がしません…
参加していたスタッフのわたしも、「人それぞれだからねぇ」と結論っぽいものがなく終わりそうでした。
そのような中、利用者さんのひとりが唐突に、
「美しいは前回、こうだったよね?」
と、前回お話をした「美しいって何?」の話を出してくれました。
するとそれにビビッときたもうお一人の利用者さんが、
「おもしろいって、美しいの過程じゃない!?」
とすごい意見を出されました!!
ざわつく教室。
確かに・・・そうかもしれない!!
「おおおおお、これはすごい結論が出た!!!!」
わたしもすごく驚きました。
「おもしろいとは、美しいにたどりつくまでの過程」
なんて哲学的な答えでしょう。
でも確かに、美しいを掘り下げたわたしたちには納得できる実に納得できる答えでした。
皆、とても満足気な様子。
皆さんの能力の高さに驚かされると同時に、
シンプルに私自信、とても楽しませていただきました。
追伸
前回出た「美しいって何?」ですが、
「客観視し、ストーリー性を感じ、理解または共感、あるいはそのどちらも感じ、心を揺さぶるもの」
というまとめとなっています。
哲学カフェ、おもしろい。