小学校で41年間、長いこと教師をやっていました。
最後の4年間は担任ではなかったので、授業をすることはほとんどなかったのですが、それでも、時々頼まれて授業をすることがありました。
不思議なことに、今でも、授業の夢を見ることがあります。授業がうまくいった夢ならいいのですが、授業がうまくいかなくて、子どもたちが騒然としている夢をみることがあります。
幸か不幸か、授業で子どもたちが「騒然とする」ことはなかったのですが、辞めてからも授業の夢を見るのは、それだけ、「授業」のことを気にかけていたからでしょうか。
実は、私の先輩の先生も、同じような夢を見たと話されたことがありました。
(私が尊敬する先生で、あんな授業がしたいなあといつも思っていた先生です。)
「授業」って、それくらい大切なものなんだなあと、改めて思いました。
「今日の授業は、自分でもよかったなあ、成功したなあ。」と思ったことは、あまりありません。「今日の子どもは良かった、今日の子どもの発言は良かった」と思ったことはたくさんあったのですが、自分自身の授業については、述べたとおりです。
私は、「子ども達に救われて教師生活を終えた」と言っても過言ではありません。
さて、それでは、どんな授業をいいと思うか、私見を述べます。
授業のだいご味は、いかに子どもたちに関心を持たせ、やる気を出させ、目を輝かせるかです。好きになれば子どもたちは自ら学び始めます。
さまざまな学習活動を通して子どもの良さを引き出し、認めてあげ、自信をつけさせること。そんな授業がすばらしいと、私は考えています。
「エール向日町教室」が目指すのも、そんな子どもとの関りではないかと、私は思います。子どもの持ち味を生かし、子どもの夢をかなえていく。小さな成功体験(スモールステップ)を積み重ね、「子どもの幸せ」を、少しでも実現したいと考える今日この頃の私です。
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