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子どものやる気スイッチ

(教室の窓から)
「子どものやる気スイッチ」

エール向日町教室の窓からは、新緑の樹々が見えます。樹々が芽吹き、それは、きれいです。そんな樹々を見ながら、体験教室に来たお子さんと、一緒に勉強しています。

向日町教室は、あくまでもお子さんの自主性を重んじています。

A君が初めて来てくれた日。「何がしたいですか?」と尋ねたところ、「春休みの宿題を終わらせたい」とのことでした。「1日に8ページやらないと終わらない」と、計算していました。「すごい、しっかり割り算ができるんや!」と、感心してのスタートでした。

 すらすら算数の問題を解き始めたA君。「すごい、ようできるなあ!」と、声をかけながら前に進んでいきます。「1a=1000㎡」と書いていたので、「あ、ちょっと待って。1aって、どんな面積だった?」と聞くと、「えーっと、10m×10mの面積だから・・・。 あ、100㎡や!」と、答えてくれました。「すごいなあ、10m×10mって理由がちゃんと言えるってとっても大事なことだよ!」と話しながら、さらに、ページが積み重なっていきます。

 実際、このように「なぜ、そうなるのか?公式の仕組みを考える力」は、とても大切です。

算数・数学は計算ができるということも大切な力ですが、論理的に物事を考える力を培うこともとても大切なのです。

 A君には、そんな「なぜ?と問う力」がちゃんと身についているのです。(すてきだなあ)と思いながら、「明日もおいでよ。春休みの宿題、早く終わらせようね。」と言って、さよならしました。でも、次の日は疲れたようで、その次の日にやって来てくれました。

 この日も、いつものようにどんどんページを積み重ねていきます。「不思議ですねえ、この教室に来ると、どんどん勉強するんですよねえ。」と、付き添いのお母さん。

A君は4回通って、見事春休みの宿題をやり遂げました。A君のやりたいことの一つは、「焼肉を食べたい」でした。お母さんに「今夜は、焼肉をお願いしますね。」と声をかけ、お別れしました。

 新学期が始まりました。子どもたちは、芽吹く樹々のように希望をもって、学校に通うことでしょう。しかし、また、学校は疲れるところでもあります。お家では、ゆっくりゆったり過ごして、しっかり充電してほしいものです。疲れていては、お子さんに、やる気スイッチは入りません。そしてまた、どのような場面でも、「何がどこまで自分はできているか」がわかり、「何をいつ取り組むのか」を自分で決めるように促すと、「やる気スイッチ」は入りやすくなります。子どもたちに、精一杯の愛と励ましをと願う今日この頃です。

 こんな思いを抱いておりましたら、体験教室に来られたお母さんから、こんなお便りをいただきました。

「先週の土曜日は「おしゃべりカフェ」にてお世話になり、ありがとうございました。

「栄養不足が社会に影響している」というのは、初めて知り驚きました。

春休みにお世話になった息子二人は、なんとか一歩を踏み出し登校することができました。

宿題を見ていただいたエールの皆さんに感謝いたします。

また困ったことがあれば相談させていただきたく思います。その時はよろしくお願いいたします。

では、皆さんのご活躍をお祈りしております。」

 嬉しいお便りです。希望を胸に抱き、学校生活をスタートしたことと思います。

でも、ちょっぴりの不安もあるでしょう。そんな時は、お母さんと一緒に(一緒でなくてもいいのですが)「エール向日町教室」の扉を開けてほしいものです。

「エール向日町教室」は、居心地のいい空間を提供するところですから。

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