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(教室の窓から)子どもと楽しむ言葉遊び~その6

(注:小宮山繁先生のホームページ「かばのしっぽ」から先生の了解を得て、掲載しました。)


回文
(上から読んでも、下から読んでも)

回文というのは、上から読んでも下から読んでも同じ文のこと。
例えば、昔からある有名なものは「しんぶんし」「たけやぶやけた」「わたしまけましたわ」などがあります。


①自分で作って見よう 

人がつくった回文を感心して鑑賞するのも楽しいですが、自分でつくってみるのも楽しいものです。

かんたんに作る方法は、二文字の言葉で、上から読んでも下から読んでも意味のある言葉を見つけます。
二文字のことばには、案外上から読んでも下から読んでも意味のあることばが、たくさんあります。
 たとえば、「さけ」・「わし」・「かい」・「しか」などです。

見つかったことばに、おもしろくお話を作るつもりで「くっつき(助詞)」を入れてみましょう。
「○△は△○」「○△を△○」「○△の△○」「○△が△○」「○△に△○」などと作ります。
「今朝は酒」「わしのしわ」「いかとかい」「しかのかし」などができます。
他にも
・タイがいた(たいがいた)
・セミの店(せみのみせ)
・元は友(もとはとも)
・タカの肩(たかのかた)

 

②三文字でも作れます
・軽いぞイルカ
・ろうやのやろう

・カモメのメモか


③長い回文に挑戦するには

難しいです。正直。ことばをいつも逆に読むとどうなるかなとアンテナをはっているしかないかなと思います。
そういうことばを書きとめておいて、組み合わせてみるしかないかな。
・たんびたんびビンタビンタ
・え、ねらいはいらねえ
・つい会いたいあいつ

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