11月に入りました。
年長さんのお子様をお持ちの保護者の方には、小学校から「就学時検診」の案内が届く頃だと思います。
先日、利用者を迎えに行った学校でも、「入学届を持ってこられた方は、職員室までお越しください」の案内が目につきました。
「うちの子は、ちゃんと45分間、椅子に座っていられるだろうか?」
「友だちと仲良くやっていけるだろうか?」等など、期待と同時に不安もあるかもしれませんね。
「うちの子は、どの学校、どの学級に入ったらいいのだろうか?」
というご心配の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時は、学校または教育委員会にお電話されて、「就学相談」を受けられることをお勧めします。
「特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室・普通学級」
このどちらを選択されるかは、お子様にとって、とても大切ですので、もし、お悩みの方がいらっしゃったら、この「就学相談」を受けられることをお勧めします。保育園・幼稚園でも、そのようなことをお聞きかもしれませんね。
さて、私は小学校で41年働き、そのうち1年生を6回、特別支援学級担任を8年経験しました。
その経験から、次のことを保護者のみな様にお願いします。
その第1は、お子様は小学校に入ることをとても楽しみにしていると思うので(もちろん、ちょっぴり不安もあるでしょうが)、その「楽しみ」の気持ちに寄り添い、「小学校に行くの、楽しみだね!」の声掛けをお願いしたいのです。
「そんなことしてたら、小学校に行けないよ!」という声掛けは、NGです。
まずは、お子さんの喜び・楽しみに心寄せてほしいと思います。
その第二は、お子さんにとって、何を大切にするのかという視点です。
私は、ズバリ「命と健康」だと思います。
集団登校をしている地域もあるかと思いますが、1年生になる前に、お子さんと一緒に通学路を学校まで歩いてほしいと思います。(通学路については、近所のお子さんや学校に直接問い合わせてください)
信号のところでの注意、狭い道の歩き方など、実際に何回か歩いてみることが大切だと思います。ちょっとしたハイキング気分で、お子さんも楽しめるかもしれませんよ?