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特別支援学級の子どもに、勉強する喜びを教えてもらった作文

「私が学んだこと」

                     卒業文集に寄せて 特別支援学級6年女子         

 

わり算の勉強をして、パパパッとできて、答えを出せることがうれしかったです。

先生に見せて、百点をとったのがうれしかったです 。                          

カタカナを覚えて、「できた。」って、前の先生に言ったら、先生が、   

「カタカナって簡単やろ。」

って言ってくれたことが心に残っています。

今、中二のK君は、歴史とかむずかしい算数もやっていました。(私も、いつかパソコンを使って、やってみたい)と、思っていました。S君は、絵がうまくてすごいって思っています。これからも、勉強をがんばってほしいです。B君は、勉強のわかりやすさを先生が教えて、私とS君が、「がんばれ、がんばれ。」って、応援しました。

(すばらしい)と思いました。

宮田先生は、クラスの子どもたちといっしょに勉強を教えてくれるやさしい先生やなあと思いました。

管理用務員さんは、植物を育てる用務員さんやから、お花とか野菜とかたくさん育ててほしいなあと思いました。

お母さんは、お手伝いするのを私が手伝って、お母さんの心の中では「えっちゃん、ありがとう。」って、言ってんのかなあと思いました。                       

(わからへん、ああ、わからへん。)        (思いつかへん、どうしたらいいんや)

算数のくり上がりの足し算の時、私は頭をふりながら、悩んでいました。

私は、毎日練習していきました。

心の中で、だんだん(いっぱいやりたいなあ)って、思えてきました。先生が、

「できるやん、えっちゃん。」

って、言ってくれました。私は、(やさしい先生、いっぱいいるんやなあ)って思いました。おかげで、私は足し算がだんだんできるようになってきました。

今では、積み木があったら、くり上がりのある足し算もできるようになってきました。かけ算もわり算も、3けたの足し算・3けたの引き算もバッチリです。

かけ算の丸つけをお父さんにしてもらったら、

「すごいやん。」

って、言わはりました。

お家で宿題をしていたら、お母さんが、

「えっちゃん、よくできました。」

って、言ってくれます。私は、うれしいです。勉強がいっぱいいっぱいできるようになって、うれしいです。

理科とかも、卒業前にチャレンジしてみたいです。中学校では、もう少し時計の勉強もやってみたいと思っています。

 

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