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(教室の窓から)「食育は発達のカギ」~その1

食事が人生を楽しくする
ー食事を真ん中に

エール宮田

 食事は、眠りとともに私たちの生活の真ん中にある。それには、二つの意味がある。

一つは、眠りも食べることも人間の生命維持、能力の発達、成長のために必要な生理現象である。

二つには、ともに人間の生活文化を豊かにするための欲求である。

 つまり、食事は、栄養をとるだけでなく、文化なのである。(中略)
空腹感を我慢せず、やたら食べる子は落ち着かず、わがままで、食事を味わうこともせず、好き嫌いも多くなる。
スナック菓子のような味の濃いものを好み、食事を楽しまない。空腹感を感じる子に育て、味覚や嗅覚を敏感に!

安心感と愛情をもってお子さんに接し、おいしく味わい、楽しく食べましょう!

「ひきこもりからの脱出」石田かづ子
石田一宏 編・著 新日本出版社より
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