猛烈に吹き出す、水、水!
当社3階のトイレですが、気づけば一度流してから次の水がたまるまで約8分かかるという、
なかなかの節水仕様になっていました。
さすがにちょっと生徒さんたちにご迷惑がかかるということで、
まずは中を調べてみることに。
その後がたいへん。
まったく調べずにやったものだから、うっかり元栓?を閉めずに分解したものだから…
ブッシャーーー!!
水が猛烈に吹き出しまして!!!
やばいです、やばいです。
そのとき僕はひとり。
水の圧力がそうとう強く、自分ひとりでとても閉められません。
懸命に押さえていても隙間からどんどん水が出てくるので、
もう、床はビッシャビシャです。
決断の時間はありません。
意を決し、
イチかバチか、
勢いよく吹き出す水を放置して
元栓を締めるために、1階にあるドライバーを取りに行くことにしました。
時間にして約20秒。
転がるように階段を駆け下り、
ドライバーを手に取り、
猛然と3階まで駆け上がりました。
状況は!?
トイレの中は完全に水たまり。
ただかろうじて、床下5ミリの水位です。
あと1ミリ増えれば廊下へ吹き出し、
階下に水が流れ出すという状況!
一刻の猶予もありません。
しかも、元栓なんて締めたこともありません。
むしろ、それが元栓なのかもわかりません。
本当にイチかバチかです。
マイナスドライバーを差し込み、
一気にひねります。
「止まってくれー」
・・・
おそらく日頃の行いが良かったのでしょう。
無事、水は止まりました(笑)
しかし考えが甘かった。
ちょっと部品を外しただけでこんなことになるなんて・・・
油断というのは怖いです。
心底、準備がたいせつと思えるできごとでした。
6~12ヶ月ごとの交換を推奨!?ホントに!?
水は止まったということで安心して調査です。
いや、まずは水の処理です(笑)
タオルに水を吸わせて洗面所にて絞ること10数回。
とりあえずはおよそ水の処理ができたということで、
調査の続きです。
あれ外して、これひねって。
ネジを緩めたり、また締めたり。
すると、だんだん原因がわかってきました。
この辺りは日頃、プログラミングに携わっていることも影響しているでしょう。
いわゆるバグつぶしの応用です。
浮きは正しく動いている。
ところが、浮きが浮き上がっても水がうまくタンクに流れない。
そして、浮きがついているネジをゆるめると、うまくタンクに水が流れる。
「ここか!」
水道に関しては素人ですが、
原因となる箇所が特定できました。
となると、その部品の調査です。
ネットで検索すると、
「ダイヤフラム」
という部品が引っかかりました。
この部品、けっこう消耗するようで、
サイトによっては、
「ダイヤフラムの交換は、安全上6~12ヶ月ごとの更新をお勧めしております」
なんてとこも!
使用状況によっても変わると明記がありましたが、
それほど摩耗しやすく、代表的なトラブルのようです。
であればうちのトイレはその部品を15年も変えていません。おそらくこれだろう。
さっそくネットで調べると1,200円で販売されていました。
これで水漏れが解消できればラッキー。
そう思い、早速注文しました。
無事、解決!!
ダイヤフラムが届き、
さっそく交換してみました。
交換方法については、最近はほんと、すごいですね!
交換方法の動画がすぐに見つかりました。
それを参考に試してみると・・・
水を流した直後、
これまでとうって変わって、
勢いよくタンクに水が貯まっていくではありませんか!
そしてタンクが満タンまで貯まってくると・・・
浮きと連動してしっかりと・・・
水が止まった!!
無事、解決です^_^
途中、水浸しになるというトラブルも発生しましたが、
結果、1200円で問題を解決することができました。
今回の件では
●問題の特定方法
●調査方法
この2つがキーとなったと思います。
なぜなら、僕は水道関連はまったくの素人だからです。
逆に言えば、
まったくの素人でもなんとかなるのが今の時代。
いや、ホント、素晴らしい時代になったものです。
「自ら問題を解決する力」
それをどうすれば鍛えられるか。
またどうすれば活かせるか。
ぜひとも生徒さんに伝えていきたいですね。
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